「秋茄子は嫁に食わすな」
この言葉は「秋茄子わささの糟に漬けまぜて 嫁には呉れじ棚に置くとも(夫木和歌抄)」という歌が元になっており、嫁を憎む姑の心境を示しているという説があります。
また、「茄子は性寒利、多食すれば必ず腹痛下痢す。女人はよく子宮を傷ふ(養生訓)」などから、嫁の体を案じた言葉だという説もあります。
さらに、そもそも「嫁には呉れじ」の「嫁」とは「嫁が君(ネズミのこと)」の略であり、それを嫁・姑の「嫁」と解するのは後世に生じた誤解であるとする説がある(『広辞苑』第三版、「あきなすび」の項)。
しかし「嫁が君」は正月三が日に出てくるネズミを忌んで言う言葉であり、「秋茄子わささの〜」の解としては(季節が合わず)やや疑問ではある。
「親の小言と茄子の花は千にひとつの無駄もない」
ナスの花が結実する割合が高い事に、親の小言を喩えた諺。
初夢の縁起物:「一富士、二鷹、三茄子」
七夕馬では、牛の材料となる。
漫画で、『茄子』(黒田硫黄)という作品がある。
なすの黒焼きを原料にした歯磨き粉がある。
顔が長い人をからかって「ナス」というあだ名をつけることもある。
なぜか子供の嫌いな野菜としてあげられることが多い。

ナス(茄子、なす、奈須比)はナス科ナス属の植物。原産地インドの東部。温帯では一年生植物であるが、熱帯では多年生植物となる。日本には平安時代に、奈須比(なすび)として伝わった。土地によっては現在もそう呼ばれることもあります。
女房言葉により茄子となった。以降日本人にとってなじみのある野菜となった。地方によって独自の品種が育てられ、食用としてだけでなく人形(例:盆に茄子に足をつけて牛に見たてる)などもつくられた。
果実にはスポンジ状物質が充填している。栽培品種のほとんどの果皮は紫色又は黒紫色である。しかし黄緑色や白色のナスも存在する。英語でeggplantと呼ばれるのは白色のナスが原因だという説もある。 品種によってさまざまな食べ方がります。
栄養的にはさほど見るべきものはないが、東洋医学では体温を下げる効果があるとされている。また皮の色素ナスニンは抗酸化作用があるアントシアニンの一種です。
なかには、「赤ナス」のような観賞用として生け花などにも利用されているものもある。赤ナスは食用のナスの台木としても用いられる(赤ナスは味などにおいて食用には適さないとされる)
代表的な茄子料理
しぎ焼き
浅漬け
麻婆茄子
なす田楽
焼きなす
なすの味噌炒め
煮びたし
カポナータ
※ムカポナータ(Caponata、カプナータ(Capunata)とも)は、シチリア島の伝統的なナスの料理。ナスの甘酢煮。
イタリア全土で有名な料理であり、スペインのカタルーニャから渡来したと考えられている。
シチリア名産のナスを一度オリーブ油で揚げ、別鍋にオリーブ油で炒めたタマネギ、セロリ、トマト、オリーブ、ケッパーと合わせて白ワイン酢で軽く煮込み、塩、砂糖で調味したのちに、バジリコをちらして常温で供する。仕上げにココアパウダーを加えることもある。
カポナータと似た夏野菜の炒め煮は、地中海地方各地でよく見られる。日本ではナス、パプリカ、ズッキーニ、タマネギ、トマトを煮込んだ料理であるチャンボッタ(Ciambotta、チャンポッタ、チャンフォッタとも)と誤認されることも多いが、チャンボッタはイタリアのカンパニア地方の料理である。また、フランスにはチャンボッタとよく似たラタトゥイユがある。
※ムサカ (ギリシア語:μουσακάς; ルーマニア語:musaca; トルコ語:musakka; 南スラヴ語:мусака / musaka; アラビア語: musaqqaʿa ) はバルカン半島と中東(エジプトなど地中海沿岸)の伝統的なナス料理。これらの地域以外では広くギリシア料理として名が知られており、ギリシア版はラム肉、スライスしたナス、トマトを何層にも敷き、上にベシャメルソース(ホワイトソース)をかけてオーブンで焼く。
トルコ版のムサカはギリシア版とは異なり、材料を層にしないが、ソテーやフライにしたナス、ピーマン、トマト、タマネギ、挽肉を使い、ジャージク(Cacık)やピラフと一緒に食べる。ズッキーニ、カリフラワー、人参、ジャガイモを使ったものもある。
アラビアではムサカとは主にトマトとナスを使った温サラダのことで、イタリアのカポナータに似ており、オードブルの一種であるメゼ(トルコ語:Meze; アラビア語:; ギリシア語:Mezes 複数形Mezedes; ブルガリア語とセルビア語:мезе)として供される。
ブルガリア、セルビア、ボスニア、ルーマニアで出されるムサカはナスのかわりにジャガイモが使われる。
三層にするギリシャの一般的なレシピによると、一番下の層はオリーブ・オイルでソテーしたナスのスライスで、真ん中の層はマッシュポテトと一緒に調理されたラムの挽肉、一番上の層はベシャメルソースとなる。このレシピはおそらく1920年代にギリシャ料理にフランス料理の要素を取り入れ、東洋的な要素を取り除いてギリシャ料理の「脱亜入欧」を計った料理人のツェレメンテス(Tselementes)によって紹介されたものだといわれる。ベシャメルソースにはバターを使わないことがあり、使ってもほんの少しか、クリームで代用することもある。バルカン半島の他の国では一番上の層にはカスタードクリームが使われることが多い。イギリスではそこにマッシュポテトが使われることがある。チーズやパン粉が上にかかることも多い。
基本的なレシピにはいくつものバリエーションがある。ソースを使わない場合もあるし、他の野菜が入る場合もある。ギリシアで一般的なのは、バリエーションとしてナスに加えズッキーニ、ジャガイモ、マッシュルームを使うものがある。ツェレメンテスによるギリシアのレシピ本には宗教上の断食日用のバージョンさえある。これは肉も肉汁のソースも使わず、野菜(挽肉の代わりに細かく切ったナス)、トマトソース、パン粉だけで作るもの。
茄子辞典http://www.vegefund.com/panfu/nas/nas.htm
茄子料理レシピ










